汚染被害を拡大させないためのトレイサビリティを確保しています
海外からブドウの枝を不正に持ち込む例もあるようですが、たとえウィルスに罹患していても持ち込んだ事実を明かして対応することができないので汚染被害は深刻化します。他社の苗木を、ウィルス・テストなくして苗木業者に接いでもらうことは、ウィルスの蔓延を助長するリスクがあり危険です。
ラグフェイズは、ニュージーランド、アメリカ合衆国、オーストラリア、フランス、カナダなどの苗木業者から苗木を購入し、植物検疫所における隔離テスト栽培を経て合格したものを母樹として利用しております。ウィルスの問題が発生した場合、どの母樹が問題なのか、どの生産者に同じものが渡ったのかをある程度特定することが可能です。
苗木業者が育成過程についてトレイサビリティを確保することが健全なブドウをつくるために重要であり、ラグフェイズの使命と考えております。