プティ・ヴェルド

プティ・ヴェルドはボルドーで生まれた品種で、フランス語のvert(緑の意)を語源とします。親は不明ですが、プティ・ヴェルドとDurasの交配によってTressotが生まれています。

開花は早いですが晩熟で、砂利土が適しています。ばら房で灰色かび病への耐性が強く、湿潤な気候でもよく育つので日本での栽培にも適しています。果実が小さく皮が厚いのが特徴です。

完熟の果実からは、パワフルで色調の濃い、タンニンが豊富な高品質ワインができると言われています。

ラグフェイズでは、カリフォルニアのJackson vineyardで選抜されオーストラリアに持ち込まれた、G7V1クローンを取り扱っております。

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