ラグフェイズおよびラ・ペピニエールは、隔離栽培を合格した株および山梨大学との共同研究において成長点培養をおこなった株について、クリーンな状態を保つために母樹を2段階に分けて管理しています。
これらの株を受け取り次第、各品種1~5株程度については、Nucleus Stock(原木)として2021年よりビニルハウスで栽培をおこなっています。その他の株は、母樹として露地で栽培しています。
UCデイヴィスのFoundation of Plant Service (FPS)および、フランスのInstitut Français de la vine et du Vin (IFV)は、ウイルス等のリスクを評価した結果、露地よりもビニルハウスの方が病害虫によるウィルス感染等の影響を受けにくいことがはっきりし、近年ではハウス環境での原木栽培に移行しています。当社もこれらをモデルに、ハウスでの原木栽培を開始しています。ラ・ペピニエールでは、ハウス内の栽植もポットで行うなど、更なるリスク低減を図っています。
