101-14は、1882年フランスでAlexis Millardetと Charles de Grassetによって選抜されました。Vitis ripariaとVitis rupestrisの交配によってできた台木で、フランス国内では現在8番目に多く使われています。
生育期間が短いため、収穫のタイミングを早めることができます。収量は中程度で、他の台木に比べて顆粒は軽いと言われています。
多くの品種と接木における親和性が非常に高く、カベルネフラン、カベルネソーヴィニヨン、シャルドネ、シュナン、ガメイ、グルナッシュ、プティヴェルド、ソーヴィニヨンブラン、セミヨン、シラーなどと相性の良い台木です。
塩害に弱く耐乾性がありませんが、耐湿性があり、粘土質の土壌に適しています。根が横に広がりやすく、水を多く必要とします。斜面下部など水が溜まりやすいところでよく使われています。高温多湿の日本でも人気があります。