オーセロワ (Auxerrois) は、ピノとグーエ・ブランの交配によってできたアルザス・ロレーヌ地方の品種です。シャルドネやアリゴテ、ガメイ・ノワールなどとは兄弟関係にあります。
語源は、アルザスの旧名Auxoisだと言われています。
カオールのCot(マルベック)にもオーセロワという同名がついていましたが、これはブルゴーニュのオセール(オーセール, Auxerre)から持ち込まれたためで、オーセロワ品種とは別物です。
早熟で、石灰岩土壌に適しています。ベト病や灰色かび病、うどん粉病に弱い品種です。
酸度が低く、ミネラリーでニュートラルな果実香を有する繊細なワインとなります。
ラグフェイズでは、21、56クローンを提供しています。