Falanghina

ファランギーナは、カンパニア州で最も古く、最も広く普及している品種の 1 つです。1666年にナポリ地方の詩で引用されたのが最古の記録です。ファランギーナという名前は、ブドウの樹を支える支柱を指すラテン語のfanalgaeに由来すると考えられます。DNA鑑定の結果、ファランギーナ・ベネベンターナとファランギーナ・フレグレアの 2 品種存在することが判明しました。

成熟は遅めで酸味があり、トロピカルフルーツの香りが特徴で、フルボディのワインとなります。スパークリングワインとしても成功しています。シャンパーニュのジャックセロスもこの品種に着目し、スパークリングワインの生産に出資しています。

イタリア・カンパーニャ州のカルロ・マストロベラルディーノが2000年にFPSに寄贈したファランギーナが、FPS01クローンとなっています。ラグフェイズではこのクローンを2026年よりリリースする予定です。

関連記事

  1. 台木はなぜアメリカ産の品種が使われるのか

  2. フランス品種の遺伝特性

  3. ピノ・ノワールとムニエ

  4. 根頭癌腫

  5. ミズーリ州におけるウイルス調査

  6. Assyrtiko

PAGE TOP