シュナン・ブラン

シュナン・ブランは、酸が豊かで金柑など柑橘系の香りが特徴です。餃子や鶏の唐揚げにはビールかレモンサワーと思われがちですが、シュナン・ブランとの相性も侮れません。日本食や中華料理全般などに幅広く合わせやすい品種です。

シュナン・ブランの片親はサヴァニャンですが、もう一方の親は分かっていません。同じ両親の子品種にソーヴィニョン・ブランがあります。従ってシュナン・ブランは、カベルネ・ソーヴィニョンの叔父(叔母)にあたると言えます。シュナン・ブランとグーエ・ブランからは、コロンバールなどいくつかの子品種が生まれています。

フランスのロワール渓谷地方で生まれ、アンジュー、ソーミュール及びトゥレーヌ周辺の主要品種となっています。南アフリカでは、国内で生産される白ワインの1/3はシュナン・ブランとなっており、世界一の生産を誇るようになりました。世界各地でも広く栽培されています。

ビオディナミ農法の先駆者となったニコラ・ジョリーのサヴニエール、ユエのペティヤン、貴腐ワインが有名なカール・ド・ショームやボンヌゾーなどは全てシュナン・ブラン100%です。

ラグフェイズでは、2023年からリリース予定です。

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