プティ・マンサン

プティ・マンサンは、日本と似た気候であるフランス南西地方の白ブドウ品種です。オーストラリアのブドウ栽培学者リチャード・スマートが日本の気候に適していると評したことでも知られています。

起源は、スペインとフランスの国境に位置するピレネー山脈と言われています。マンサン(Manseng)の由来はmans(マンションの意)で、サヴァニャンの子孫である説が濃厚です。

バラ房で顆粒は小さく、皮は厚めであるため、灰色カビ病への耐性も強く、湿潤な日本での栽培にも向いています。一般的に、収穫が遅くなるとより洗練された味わいになります。

糖度と酸度が共に高いため、フランス南西地方では甘口ワインによく使われます。レモンやグレープフルーツなどの柑橘系、パイナップルやパッションフルーツなどのよりエキゾチックな香りまで、幅広い芳香を有します。

ラグフェイズの隔離施設で隔離栽培を行なっていたプティ・マンサンFPS02.1は、2022年1月に検定に合格しました。2024年以降にリリース予定です。

写真はドメーヌ・コアぺの生産する、2014年のカンテサンス・デュ・プティ・マンサンです。フランス南西地方ジュランソンを代表する遅摘み甘口ワインです。12月下旬に収穫し、24ヶ月オーク樽で熟成させました。

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