Pinot Noirクローンについて

114、115、667、777:ディジョーンクローン。ブルゴーニュのクロ・ド・ラ・ロッシュのポンソの区画から選抜された。海外では特に115と777の味わいが秀逸と言われている。他のクローンも収穫時にミックスして複雑味に貢献すると言われる。

UCD5、UCD6:カリフォルニアなどで使われているポマール・クローン。1964年にUC Davisに登録されたもので、温湯処理のないものがUCD4、温湯処理が短いものがUCD5、長いものがUCD6。

Abel:ニュージーランドに不法に持ち込もうとして検疫官に取り上げられたが、その検疫官自身が育苗したもの。ロマネ・コンティの起源と言われている。

MV6:オーストラリアで選抜されたクローン。特に北海道余市などで高く評価されている。

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